2008年8月7日木曜日

もうすぐお盆…お墓参りの作法


もうすぐお盆。先祖供養や人の死を実感する機会が減るなか、心を込めた墓参りは人とのつながりを再認識させてくれる。聖徳大学の長江曜子教授(葬送文化)に、墓参りの作法を聞いた。 (広川一人)

 墓参に持参するのは、献花や線香、供え物のほかバケツとぞうきん、たわしとほうきに軍手、ごみをまとめるビニール袋など。植木がある場合は、剪定(せんてい)ばさみも用意する。清掃が墓参りの第一歩。
 まず、ほうきで掃いて、周りの草取り。植木や雑草が、隣接する墓地にかからないよう注意する。生えた雑草も要注意。すき間に根が張ると、墓石を囲む外柵がぐらつくこともある。
 次にぬれたぞうきんやたわしを使い墓石を洗う。こびり付いたほこりや土はたわしで。線香立てに詰まったごみも取り除く。洗剤は墓石に染み込み、変色の原因になるので使わない。
 清掃が終わったら、花などを供え、線香を上げる。ろうそくをともす場合には、墓石に直接置くと染みの原因になるので受け皿などを用意する。御影石は熱に弱いので、一度に多量の線香を供えると、香炉が割れることもあるので注意が必要だ。
 故人が好きだったからと酒をかける人がいるが、アルコールも墓石の変色原因になる。
 後片付けも忘れずに行う。缶類は墓石にさびが付くと取れなくなるので持ち帰る。供え物も傷んで染みになったり、カラスに荒らされたりするので持ち帰るのがマナー。
 高齢や病気などで墓参できない場合は、石材店や霊園の管理会社に様子を見てもらう代行を依頼できる。事前に見積もりを取って費用の確認も必要。 (下記参照)
 寺院墓地の場合は、本尊がある本堂に参った後、自分の墓に。本堂では、日ごろ墓守をしてくれている寺院に感謝する意味で、菓子や布施を置いた方がいい。「お互いさま」という意識から無縁仏も参る。民間霊園の場合は、事務所にあいさつする配慮も大切だ。
 長江教授は「お墓は、お参りしてやっと完成するもの。故人の思い出話などを通じ、先祖を敬ったり、命の大切さを背中で示せる場でもあるので、子どもにその心を伝えるためにもぜひ家族で行ってほしい」と話している。


聖徳大・長江曜子教授に聞く
東京新聞2008年8月6日記事より
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日本の三大銘石『本御影石』は、私共の誇りです。
本御影石に関するお問合せ・ご質問はお気軽に下記までお寄せください。
また、ご遠方や、お体の事情などでお墓参りが叶わない方に代わって、
お墓の清掃と代行墓参をさせて頂いております
春秋彼岸+お盆+年の暮れなど、ご要望に応じて誠真実にてお参りします
(代行墓参の後は、お写真をお送りしております)
ご相談はお気軽に下記まで。

本御影石の石久  乾 石 材 店   0120-450-148   
〒658-0062 神戸市東灘区住吉台33-1

当店のホームページもご覧下さい http://www.inui-sekizai.com/  
               
人情溢れるスタッフが皆様とのご縁を楽しみにお待ちしております
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも密かに拝見しています
素敵な情報をまたお願いします

御影亭石蔵  さんのコメント...

匿名さん、温かい応援有難うございます
今後とも、地域の情報から雑学、はたまた自分の日記まで綴らせて頂きます
どうぞお暇に任せてご覧下さいませ

御影亭石蔵