2008年7月18日金曜日

お墓ができるまで~後編~

さて数日前に「お墓ができるまで~前編~」で、墓所工事の基盤作りからをご紹介しましたが、今日は後編です。
今回は、石碑や霊標などを設置して、完成までのご紹介。
尚、この工事では【本御影石製9寸角神戸型】の石碑が使われました。


しっかりと固まったコンクリートの上に、メインとなる石碑を、据え付けていきます。 木材の三脚には「チェーンブロック」と呼ばれる滑車が吊られています、それで石の部材を吊り上げて設置します。(近年では「蜘蛛型クレーン」という重機を使うお店も増えてきましたが、このチェーンブロックでもじゅうぶんです。)


そして、供物台を置き、花立台を置き、花立を置き、水鉢を置き、霊標を置き、部材と部材の間に丁寧に目地セメントを入れて…、玉砂利を撒き…、きれいに拭き上げて…
完成したのが、こちらの写真!




 
本御影石独特の趣が、最高級の味わいを醸し出しています。年限が経ちますと更に、重厚感が素晴らしくなります。
正面左右の太柱は、ここへ腰掛けて、故人とゆっくりと過ごしたいというお施主様のご要望で、敢えて低く設置しました。最近はベンチのあるお墓も多いですが、あっさりスッキリをした墓所をお望みであったこと等をすべて総合して、その想いがこの様な形になりました。


これは墓石左側に設置した物置石です。 従来の物置石は自然石の格好で天端だけと平らにしたものの上に手提げ鞄やお供花などを一時的に置くものですが、今回はちょっと工夫をして、お墓参りの際にお使いになるであろう、清掃用の小さな箒やスポンジなどの収納ができるようにしています。 勿論これも、本御影石製。石工職人の心がこもった手作りです。

-----------------------------------------------------------------------------------------
日本の三大銘石『本御影石』は、私共の誇りです。

本御影石に関するお問合せ・ご質問はお気軽に下記までお寄せください。


本御影石の石久  乾 石 材 店   0120-450-148 
                              
〒658-0062 神戸市東灘区住吉台33-1

当店のホームページもご覧下さい http://www.inui-sekizai.com/
                 
人情溢れるスタッフが皆様とのご縁を楽しみにお待ちしております


-----------------------------------------------------------------------------------------

0 件のコメント: