2008年7月4日金曜日

笹の葉に願いをこめて…


毎月の月初め、僕は仕事で、Mさんのお宅へ行きます。

Mさんは、足が不自由なおじいちゃん。少ない年金の中で頑張って独り暮らしをなさっています。
なかなか外に出られない所へ格好の話し相手が来たという勢いで、いつも元気にお喋りをしてくれます。

今月もいつものように訪れてみると、玄関先のKさんの愛車の傍に、かわいい笹が置かれて、短冊がついています。

「健康~ 元気に歩けますように M」
「宝くじがあたりますように M」
「日本が良くなりますように 元気になりますように M」

Mさんも、国から『後期高齢者』というレッテルを貼られた1人。

お金がないし、元気に働けない上に、また国からお金をとられてしまう。
こうなったら宝くじに夢を託すしかないのかな・・・。
でも、お国が元気に立ち直ってくれたら、みんなが住みやすい社会が出来る。
こんなに切なる願いを短冊に込め天に祈る老紳士が、世の中にはたくさんいらっしゃる事、国会議事堂の中には、果たしていつになったら伝わるのでしょうか・・・。

きっと初出馬の時は、世直しヒーローを夢見ておられたと思います。
外交なしには日本は生きていけない国かもしれませんが、国外ばかりに目を向けず、国民の命をどうか大切に考えてくださいね。
国会議員の皆さんが、ご自身の名誉と富の為だけに議員になられたのではないことを、一国民として願います。


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