
来年3月、甲子園のららぽーとに「キッザニア甲子園」がオープンするそうです。
キッザニアは、国内2カ所目の子ども向け職業体験施設。東京都江東区の「キッザニア東京」は年間80万人がやってくる超人気スペースだそうな。
運転士や車掌を体験できる「電車」をはじめ、大学や大使館、ホテル、音楽スタジオなど東京にはないパビリオンもお目見えし、様々な職業が味わえる。パビリオン数は約50で、スタッフの手を借りて子どもが体験できる職業は80種類以上に上るとの事。
僕が子供の頃はこんな施設は当然なかった。小中学校では、「世間にどんな職業がある」なんていうのは殆ど習わなかったな・・・。あ、社会科見学で、小麦粉工場やゴミ処理場くらいには行ったっけ。でも、学校での職業体験なんてなく、むしろ悲しいかな、全般的に『いい高校・いい大学へ行く為の勉強をしろ』っていう雰囲気だった気がする。
僕が子供の頃はこんな施設は当然なかった。小中学校では、「世間にどんな職業がある」なんていうのは殆ど習わなかったな・・・。あ、社会科見学で、小麦粉工場やゴミ処理場くらいには行ったっけ。でも、学校での職業体験なんてなく、むしろ悲しいかな、全般的に『いい高校・いい大学へ行く為の勉強をしろ』っていう雰囲気だった気がする。
だから、子供ながらに
「高校や大学に行かないのと落ちこぼれになってしまう」
ようなことを思った記憶がある。
こどもたちには、世間にどんなお仕事があるのかってのを、知る機会をもっと増やすべきだと思う。
ここ10年ほど、兵庫県では「トライやるウィーク」と題して、毎年春頃に中学2年生が近所の工場やレストラン・ガソリンスタンド・ホームセンターなんかで、1~2週間、お仕事の体験をしてる姿を見る。案外熱心に仕事に没頭する体操服姿がある。そこで、中学生なりに、なにかしら、心に感じ取ってくれることがあればな・・・。
仕事をすることの、楽しさとか・・・厳しさとか・・・。
生きていくことの、大変さとか・・・素晴しさとか・・・。
そういう意味では「キッザニア甲子園」には大きく期待をしちゃうな。自分にいづれ子供が出来たら、連れていくんだろうと思う。
でも、スポンサー企業がパビリオンを作って運営していくという事は、子供たちや親御さんへのコマーシャルメッセージ的なことの意味合いが半分以上あると考えると、非常に怖い気もする。
「楽しい」イメージのみが先走ったり・・・、
お金のある企業でCMに効果を求める企業しか参画しないという偏りであったり・・・、
子供たちが街の中小零細企業の素晴しさを知らずに育ったり・・・。
訪れた子供たちのハートを掴むに違いない「キッザニア甲子園」が、利潤のみの追求に奔走するとこなく、本当に本当に本当に、訪れる子供たちの未来最優先に、キッズの将来の夢が広がる運営をして下さることを、心より期待いたします。



キッズシティージャパンhttp://www.kidzania.jp/
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